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旅行中の地震・台風への備え

地震が多く、夏から秋に台風が通る日本を訪れる方へ、事前の準備、揺れたときの行動、津波と台風の避難の基本を紹介します。

📚 日本旅行 · 10/10· ⏱ 読了目安 2分 ·情報更新 2026-10-06
📋 基本情報5
基本
気象庁や自治体、宿や駅の職員の案内に従う
揺れたら
頭を守り丈夫な机の下へ。慌てて外へ飛び出さない
海辺
強い揺れや長い揺れを感じたら、警報を待たずに高い所へ
台風
鉄道や航空が運休を事前に知らせることも。こまめに確認
緊急番号
警察110、火事・救急119

旅行者も知っておきたい理由

日本は地震の多い国で、夏から秋にかけては台風がよく通過します。ほとんどの旅は何事もなく終わりますが、小さな揺れを経験したり、台風で列車や飛行機が止まったりすることは珍しくありません。幸い日本では警報や避難の案内が整っているので、旅行者にとって大切なのは、その案内を理解して従うことです。ここで紹介するのは一般的な備えであり、実際の場面では気象庁や自治体、現場の職員の指示を何よりも優先してください。

出発前に用意するもの

準備は短時間で済みますが、いざというときに大きな差が出ます。

  • 携帯電話の緊急速報の受信設定を確認し、観光庁などの公式の災害情報アプリを入れておく
  • 宿の住所と電話番号を日本語で保存しておく
  • モバイルバッテリーと充電器、少しの現金
  • パスポートの写し、旅行保険の連絡先、自国の大使館・領事館の連絡先
  • 常備薬と水一本、簡単な軽食

緊急地震速報が鳴ったら

気象庁は強い揺れが予想されると緊急地震速報を出し、携帯電話や放送から独特の警報音が鳴ります。速報は揺れが届く直前に鳴るものなので、その短い間にまず身を守る行動をとってください。震源に近い場所では、速報より先に揺れが来ることもあります。海外から持ち込んだ携帯電話は、機種や設定によって速報を受け取れない場合があるので、周りの人が一斉に携帯電話を見たり放送が流れたりしたら、一緒に備えましょう。揺れの強さは気象庁の震度階級で発表され、数字が大きいほど強い揺れです。

揺れている間と直後

揺れはたいてい長くは続きません。その間にけがをしないことが何より大切です。

  • 室内では丈夫な机の下に入るか、かばんで頭を守る
  • 窓、棚、看板、自動販売機など、倒れたり割れたりする物から離れる
  • 揺れている最中に外へ飛び出さない
  • エレベーターは使わない。乗っていたら全部の階のボタンを押し、最初に停まった階で降りる
  • 電車の中ではつり革や手すりにつかまって乗務員の案内を待ち、勝手に線路へ降りない
  • 揺れが収まったら割れたガラスに備えて靴を履き、火が出ていないか確かめる

海辺ではまず津波を考える

海岸や河口の近くで強い揺れや長く続く揺れを感じたら、警報を待たずにすぐ高い所へ避難するのが日本の基本的な呼びかけです。沿岸部には津波避難場所や津波避難ビルを示す標識があるので、散歩の途中でも目を留めておきましょう。津波は一度で終わらず何度も押し寄せることがあり、後から来る波のほうが高い場合もあります。警報や注意報が解除されるまでは海辺に戻らないでください。荷物を取りに宿へ戻るのも危険です。

台風が近づいたら

台風は地震と違い、数日前から進路の予報が出ます。気象庁の予報とあわせて、鉄道会社や航空会社のお知らせをこまめに確認してください。鉄道は台風が来る前に計画運休を予告することがあり、飛行機は相次いで欠航することがあります。島の地域ではバスや船が止まり、店が閉まることもあります。

  • 移動は台風が来る前に済ませるか、通り過ぎるまで宿にとどまる
  • 水と食べ物を用意し、携帯電話を充電しておく
  • 海岸、川沿い、山の斜面には、風雨が弱く見えても近づかない
  • 窓から離れた場所で過ごし、飛んでくる物に注意する

警報と避難情報の見方

気象庁は危険の度合いに応じて注意報、警報、さらに深刻な場合は特別警報を発表します。大雨や土砂災害に関する避難情報は五段階の警戒レベルで出され、警戒レベル4になると危険な場所にいる人は全員避難が必要です。避難先には大きく二種類あり、危険から一時的に身を守るための避難場所と、しばらく滞在できる避難所があります。場所は周辺の標識や自治体の案内で確認でき、観光庁や気象庁は多言語でも情報を発信しています。わからないときは宿や駅の職員に尋ねてください。

予定が狂ったとき

欠航や運休が起きたら、まず安全な場所にとどまり、そのうえで航空会社や鉄道会社の変更・払い戻しの案内を確認しましょう。宿の延泊が必要になることもあるので、早めに問い合わせるのがおすすめです。旅行保険で費用を請求するには、遅延や欠航を証明する書類と領収書が必要になる場合があるので、受け取っておいてください。家族には無事を短く伝え、通信が不安定なときは電話よりメッセージのほうが届きやすいこともあります。けがや体調不良があれば我慢せず、119番に連絡するか医療機関の助けを求めてください。何よりも、現地の公式な案内がこの記事より優先されます。

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